ちわわのパチスロブログ2

パチンコ依存症系ライターちわわ

ぼくが『オフミー』を嫌いな理由

お久しぶりです、ちわわです。

別に怒っちゃいないけど、業界で大人気?のパチスロイベント『オフミー』が嫌いです。

 

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このイベントはすぐ消えるんだろうな、そう思ったんです。しかし、業界のリーディング・カンパニー(自称)であるマルハンが5店舗同時開催を行う程の人気イベントに成長していました。自分の見方に何か間違いがあったらいけませんので、ブログ記事にします。

 

結論から言えば、オフミーは目障りなのでさっさと消えて欲しいと思いました。

『パチンコ屋でオフ会』という名のライター来店イベント

ちょっとだけ『オフミー』の説明をしておきますね。

 

オフミーとは、主催者のタレントによる『ホールでのオフ会パチスロイベント』だそうです。


実際はホールにライター役のタレントが来店して、動画収録やtwitterでホールの宣伝を行い、更に複数の関連広告アカウント(LINEやtwitter含む)やサイト上で、見栄えの良い出玉煽り(全台高設定!差枚数+○○枚!等)を行なっています。

 

つまり中身はその辺に転がっているライター来店イベント(取材)と同じです。私はパチスロファンとして、広告規制を守る中でグレーだ何だと言われながらも各イベントが提供する価値を肯定している人間です。そこに文句を言うつもりは全くありませんし、皆さんだってそれぐらいイベントに対して理解がある時代だと思います。

 

ただ、オフミーは異質です。

溢れ出るゴーストイベント感

これからみんなが感じている、当たり前の事を書いていきます。

 

『オフ会』というイベントの趣旨。これは当然、開催ホールとイベント主催者側を守る為のものです。パチスロファン向けの趣旨ではなく広告側を守るこの言い訳が、イベントの全面に出ていることが違和感の正体です。

 

本来なら取り締まる側へ向けるべき言い訳をパチスロファンに向け『パチスロやタレントのファンがオフ会をしに勝手にホールに来ている』という名目を作り上げたのがオフミーの正体です。ただ、オフミー開催ホールに行った行かないにかかわらず、大部分のパチスロファンは常にこう思っているはずです。

 

「オフ会をしに来てはいないです」


「出てるか半信半疑で行ってます」

 

皆さんご存知の通り、パチスロイベントは『なんか熱そうだなとパチスロファンが勝手に思ってホールに集まっている』だけです。

 

私はパチスロを打つ為にホールに行っていますので、出玉が期待できそうなイベントは当然に選択肢の一つになります。しかし、私は誰だって構わない、存在しないような量産型ライターのオフ会に全く興味がありません。オフミーからは、そういった部分でイベントの責任感をライター・ホール・広告代理店の三方全てから感じられませんし、そんな内容で度の過ぎた(と私が感じる)出玉の煽り方は一丁前なので、余計にアホなイベントだと感じます。

脱法的な方法を探る流れは終るべき

パチスロイベントを開催する側からの但し書き『ホールとイベント主催側は一切関係ありません』というのをよく目にします。


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話が前後しますが、これが本来の使い方です。主に取り締まる側に向けたタテマエの例です。ただこれもライター来店告知を不可とした埼玉県警保安課の言葉を借りれば『取材者が事前連絡なしにホールに行くとは考えにくい』です。そんな事はパチスロファンもホールも主催者も知っています。だからこそ立派なタテマエになります。そして、だからこそ規制されるべき対象と見なされたんです。

 

ライター取材に慣れ親しんだ私たちパチスロファンは寛容です。「ホールとイベント主催側は無関係?嘘つけハゲ!」と叫びながらも(でもわかってるよ。パチスロイベントってはっきり言えないんだよね、そうゆうとこ理解できちゃう///オフ会とかどうでもいいからキッチリ出せよコラ)という生暖かい目で、オフミーも含めてネット上に氾濫するホールイベント情報を精査する訳です。

 

パチンコ業界が様々な部分の規制と向き合おうとしている中で、オフミーは自分たちの利益だけを求め脱法的な抜け道を探したとしか思えない、幼稚なパチスロイベントだと思います。業界全体がやったもん勝ち、稼いだもん勝ちの考え方から脱却しようとする中、オフミーが発信する業界を盛り上げるなんて言葉は、当然に自分たちの金儲けの為に発信しているのでしょう。みんながオフ会を楽しんでいました!という投げっぱなしのイベントレポートにも、ファンが出来れば感じだかった責任感は皆無です。

グレーな業界だからって何でも許される訳ではない

パチスロイベントの大量生産は、これからの時代にそぐわないと考えます。

 

2011年7月、パチンコ業界の『広告に対する規制』が強化され、ホールによる「7の付く日は激アツ!」などの直接的・具体的な広告表現が規制されました。その結果、当時はまだ珍しかった『ライター来店イベント』がホールに代わり、広告として注目されるようになりました。


その後、ライター来店イベントは地域ごとに規制強化の影響を受けながら成長しています。現在は発信すべきことは発信し、表現を自粛するところは自ら自粛するという風潮を感じます。いま規制遵守の流れが生まれている中で、もっと持続可能で中長期的な広告が生産され、評価されるべきではないのでしょうか。

 

パチスロイベントに関わる関係者の皆さん。大量生産・大量消費の最後に行き着く先は、あなた方も含めた大量破棄です。パチンコ・パチスロ業界全体が縮小していく中で『グレーであることの良さ』を履き違えたライター・タレント・業界関係者は、もう少しだけ周りを見る目が必要ではないですか。


あなたはパチスロが好きなんでしょうか。



ちわわ